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ガチな恋活/婚活ドキュメント

デート

18歳ハーフ美女と夜の喫茶店&ドライブ

2017/07/27

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出会い:アプリ
年齢:18
場所:小さな隣町
印象:外国人と外国人のハーフ。日本語の読み書きができる。

彼女とマッチしたこのアプリではこの地域のユーザーが少なく「いいね」が常にあまっている状態だ。
よほどのことがない限り、新規ユーザーが表示されたらとりあえずいいねを送っていた。

 

 

そんな中で、ペネロペ・クルス(昔、シャンプーのLUXスーパーリッチのCMで出てた)のような顔立ちでモデルのような女性とマッチした。

中米とアジアのハーフという女性。
プロフィールはしっかりとした日本語。
若いが写真で見る限り落ち着いている雰囲気だ。

「自分らしく生きる人です」
そう書いてあった。

しかし、マッチしても会えるかどうかは別問題。
彼女は登録して間もないがルックスの良さからいいねの数は本当に瞬く間にどんどん増えていった。

何度かデートして気に入られようとか悠長なことは言ってられない。
マッチして間もなく、電車で一駅のところに住んでいると向こうから言ってきた。

僕ができることは住まいの近さから誰よりも先に会うことくらいだ。
その日の深夜、LINEで会う約束をした。

相手の雰囲気を知るためだけならば映画とか豪華な食事とかでは回りくどい。
食事に行くにしても仕事が終わる時間が遅いので相手と合わない場合も多い。
ここ最近は話をするだけに要点を絞って喫茶店でもいいんじゃないかなと思うようになった。

仕事終わりに「よろしくね」に対して
『今日?』

日付をまたいで明日会おうと約束をしていたことに気づいた。
それでも今日会ってくれるということになった。

急いで支度して、車で15分。

「こんばんは」

『はじめまして~』
ふにゃふにゃとした舌ったらずな喋り方は見た目と年齢のギャップを引き戻す。

アプリ上とはちがったハッキリした顔立ちがさらに際立つようなメリハリのあるメイク。
さらにカラコンで目が大き過ぎるように見える。
セットした金髪のショートヘア、黒いキャミソール、水色の小さなポシェット
そして足元はジャージをはいている。
車に乗りこむとむせるような香水の匂い。

深夜を過ぎたドン・キホーテに居そうな感じだ。

 

 

マッチングアプリは実際に会うと写真と実物の差を目の当たりにするものだ。
僕も幻想を抱きすぎていたのは良くないと思うが、その落差はどのくらいかというと、見た目から入ったものだから、お付き合いしたいという気持ちが無くなったほどだった。
複数の写真が盛られていたから信用してしまったのだ。想定外。

 

「僕の名前はわかる?」

『』

 

やはりその他大勢。これは想定内。
改めて名前を名乗り、コメダへ。

ここなら24時まで開いている。
降りたときクルマに一瞥をくれている様子だったが僕は気づかないフリをした。

僕のクルマは現在修理中のため代車

 

席に着くととにかくおしゃべりで自分のことをどんどん話し始めた。
話を聞いてるととめどない。

どうやら両親は二人共外国人だが、日本で生まれ育ったのだそうだ。

いろんな話をしてくれるのはありがたいが、ほとんどの会話に5W1Hが抜けているし、話題も脈絡なく移り変わるため、注意して聞いてても何度も聞き返すことが多かった。
とにかく話に振り回される。

内容は不遇な生い立ちや恋愛経験に関するものが中心だった。
親類をたらい回しにされ、高校には通っていないそうだ。
周りの人間が勝手すぎ環境の恵まれなさ、
子供は環境を選べないこと、親や周囲の大人への憤りを感じた。
それでも母親のことは好きらしく、母親に店を買ってあげたいという。

店?どうやらそれは飲み屋らしい。

 

また、ある男性を信じて同棲したが、ひどい仕打ちをされたという話をされた。

何でも買ってくれるが、ほぼ軟禁状態だったという。
携帯電話の利用を制限され、友人や家族への連絡も断たれたのだという。
実際にそんなことがあるのか?という話だ。

しかし彼女はそういう束縛する男性が好きなのだと言う。

男が悪いのはもちろんそうだが、安易に信用したのもいけない。
年長者の僕が何を言っても説教になってしまうなと、なかなか思うように喋れなかった。

職業は「学生みたいなこと」という。
職業訓練のようなことをしていると言っていた。
でも最近行っていないそうだ。
家では家事を少し手伝ってるけど、何もしてないという。
仕事にも行かず家でも何もしてない?

 

「謎が多い」

『初めてそんなこと言われた』となぜか嬉しそうに笑う。

 

2時間ほど話していて僕への質問はほとんどなかったと思う。
閉店時間になったのでクルマでドライブすることにした。

特にめぼしい行き先がないので港に行った。
海の匂いに予想以上にはしゃいでいた。

 

イカ釣りの漁船なのか、強い光を発してる船の写真を撮りながらインスタグラムに上げると夢中になっている。
その後ろからライトに照らされて写真を撮っている彼女を僕が撮ったり、野良猫と戯れたりして、帰路についた。

そんな彼女は8月から東京で1ヶ月間働きに行くと言う。
それは付き合いを断る口実なのか、本当に働くのかまでは解らないが、どんな仕事か聞いてもはぐらかすのでそのままにした。

 

以降、連絡はない。

 

 

 

 

 

 

翌日、LINEのタイムラインに「7月はあちこちで遊んで来た」という複数の写真が投稿された。
昨日のイメージと違う彼女。
やはり仕事をしていないのにこんなに遊んでいる。辻褄が合わない。

 

こんなことを言っていた
『働きたくない』
『お店を持ちたい』
夜遅くに初対面の人物の車に乗ったが『小さい頃に乱暴されて男性不信になった』と言う

 

 

 

そういえばインスタグラムが好きだと言ってた。
外国人の特徴的な名前で調べたら簡単に見つけられた。
僕が撮りLINEで送った海の写真が載せられている。

さらに同じIDからツイッターも見つけた。(僕よりフォロワーが少し多い)

様々な場所で遊んでいる写真
男性と外食している写真

 

 

インスタグラムのプロフィールには「貢いでください」とあり、
ツイッターでは「ヤリマン」「ビッチ」と自分で豪語している。
彼女の中指を立てた自撮りに男性達からコメントが付いている。
マッチングアプリはフィールドを増やしただけのことだ。

あえてみすぼらしい格好で来たのも
クルマに一瞥をくれたのも
翌日と間違えて会ったのに「明日の夜は誰々と遊ぶ」と予定が決まっているのも
たいして仕事もしている様子がないのに頻繁に遊んでる様子も全て合点がいく。

 

ツイッターでは自撮りだけでなくムカついた男のLINEがいくつも晒され墓場と化している。
田舎のコンビニで煌々と光るケミカルランプをのようだった。

 

 

僕自身が墓場に居ないことの安堵。
そして、騙されるかもしれなかったのにこんな人もいるのかと妙に感心をしてしまった。

 

 

 

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